研究室概要
新たな創薬ターゲットを見出すことを研究目標として、病気の分子メカニズムと未知の生命動作原理を解明する研究室です。疾患のモデル動物・細胞を用いて、RNA制御とシグナル伝達といった異なるシステムの相互作用、システム連関の解明に焦点を当てて研究を推進します。研究対象とする疾患は、心不全、急性肺傷害、悪性腫瘍が主体ですが、それ以外の希少疾患などの問題解決にも取り組んでいきます。これまでにRNA制御因子CCR4-NOTによる心機能調節機構の解明(Cell 2010, Science Signaling 2018)、Apelinシグナルによる心不全改善作用の解明(J Clin Invest 2013, Cardiovasc Res 2017)、COVID-19重症化阻止のためのACE2収斂進化酵素の開発(Nature Commun. 2020; 2021)などの成果を上げています。
お知らせ
-
- 2024.5.1
- 丹羽優月さんが技術補佐員に着任しました。
-
- 2024.4.1
- 大学院生の大後徳彦君が当研究室で研究を開始しました。
-
- 2024.4.1
- 山本彩葉さんが助教に着任しました。
-
- 2023.3.8
- 秋田大学から九州大学への研究室の引っ越しを行いました。
-
- 2022.10.16
- 久場敬司が九州大学医学研究院 薬理学分野の教授に着任しました。